情報処理試験が一段落してからは、特に資格の勉強はせずに日々まったり仕事をこなしていました。そんなある時、とある企業の決算書を読む必要があったのですが、今まで会計とゆうものにまったく触れてこなかったので、まぁまともに読めるわけもなく、あらためて自分の会計の知識の低さに愕然として、これはまずいなと。

社会人たるもの経理の基礎くらいは身に着けておかなければと、今さらながら簿記3級を取得すべく勉強を重ね、今回の試験(144回)を受験してきました。

過去問や予想問題を繰り返し解くなかで、ここ結構ポイントだな、とか、ここハマりやすいな、などのナレッジがEvernoteに溜まったので、せっかくなのでまとめておきたいと思います。


1. 今回簿記3級の勉強に使用した参考書、問題集


今回の勉強で使用した参考書と問題集は以下です。
情報処理試験の参考書に比べてかなり安いので助かりますね。

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一点注意なのですが、簿記の試験は結構出題範囲が変わることがあって、古い参考書だと、すでに出ない論点や、新たに出題される論点が抜けていたりすることがあります。必ずその時点で最新のものを準備することをおすすめします。出ない論点をムダに覚えたり、出る論点が抜けたりすると効率的な勉強はできません。


2. 簿記3級の効率的な勉強方法


知識0だった自分は簿記の基礎から理解する必要があったため、簿記の教科書一年生を一周して簿記のだいたいの概要をつかむことから始めました。たいしたボリュームではないので1日で読めます。

ざっと一周したら、今度は各勘定科目の内容を覚えながら、この段階で早くも過去問(問題集ではなく過去問)の第1問 (5問出題の仕訳問題)に手を出します。ここポイントです。実際の試験問題を解きながら覚えたほうが断然頭に入ってきます、テキストなどでinputを繰り返すのではなく、なるべく早い段階でoutputの学習をしてください。

仕訳問題の素振りを毎日繰り返してある程度仕訳に慣れてきたら、次は、第3問で頻出の試算表と、第5問で頻出の精算表、財務諸表の解き方をこちらのYoutube動画で学びます。

日商簿記 残高試算表の解き方ビデオ

日商簿記 精算表の解き方ビデオ

日商簿記 損益計算書と貸借対照表の解き方ビデオ

こちらのblogには本当に助けられました。
新パブロフくんが日商簿記2級、3級を目指すブログ

最近の第5問は財務諸表が出題されることが多くなってきたので、精算表だけではなく、財務諸表もキッチリ勉強しておいてください。

問題の配点として、第1問 の仕訳(20点)、第3問 の試算表(30点)、第5問 の精算表(30点)で8割を占めるので、強化するのは優先度から考えてもこの 第1,3,5問 の問題になります。なんとなく解き方がわかったら、「スッキリとける 日商簿記3級過去+予想問題集」でひたすら第3,5問の過去問を繰り返します。

ちょっとややこしい以下の論点は集中的にテキストで学習してください。
減価償却(直接法・間接法)、貸倒引当金、現金過不足、経過勘定

「スッキリとける」で過去問を解いていくと、毎回のように間違える苦手な論点が見えてきます。これは人によっても違うでしょうが、自分は経過勘定がとにかく苦手で、間違えた問題をEvernoteにメモして間違いノートを作成し、何度も見直して弱点をフォローしました。

「スッキリとける」で繰り返し過去問を解き、第3問、第5問がほぼ9割以上取れるようになったら、第2,4問対策として、勘定記入、帳簿記入、伝票記入の過去問を解いていきます。ここは、配点も少なく、割と簡単な問題も出題されるので、試験まであまり時間がない人は、過去問を軽く流す程度でもよいかもしれません。

個人差はあると思いますが、私の場合は、ざっくり毎日1~2時間勉強して約2ヶ月でここまで(仕訳の過去問ほぼOK、第3,5問の前5年分の過去問も9割解ける)もってくることができました。最後に2,4問対策で過去問を軽くまわして、いざ試験。144回はかなり簡単だったので、多分7割りは取れていると思います。

3. 簿記3級の勉強で一番重要なポイント


今回簿記3級を勉強してわかったのが、簿記のキホンは仕訳、とにかく仕訳、試算表でも精算表でもまずは的確に仕訳をする必要があり、仕訳ができてこその試算表や精算表の作成なので、とにかく仕訳をカンペキにしましょう。野球少年の素振りのごとく毎日毎日仕訳を解く時間を作ってください。仕訳の素振りをしてください。よく試算表を解くのに1時間もかかっちゃうなんて人がいますが、それ、仕訳に時間がかかってるんです。問題を見た瞬間、脊髄反射で出てくるレベルまで持っていきましょう。そうすると後々楽です。

4. 試験前に意識しておきたい間違えやすい箇所


最後に、
簿記の試験も情報処理試験同様、受験者をひっかけるような問題がちらほらあります。あらかじめ認識しておくことによって少しでもひっかからないようにしておくことが大事です。

●第1問の仕訳問題で、勘定科目は選択肢の中から記入しているか。
→これ、今回の試験(144回)でやらかしてしまいました。
消耗品を現金で購入した。という問題で、勘定科目に「消耗品」がなく「消耗品費」しかないパターン。さんざん警戒してたのに、はい、「消耗品」と書きました…。本番だと簡単にこーゆーことをやらかします。要注意です。

あまり勉強時間が取れなかったという人は、合格点の70点ギリギリのラインになるケースも十分にあるでしょう。この第1問の得点源をいかにつまらないミスなどなく、キッチリ20点取ることができるかが非常に重要だと思います。


●第3問の試算表は、「合計」か「残高」か「合計残高」か、キチンと確認したか。
→これも今回(144回)の試験でやらかした人が結構いたようですが。
合計試算表で、前月繰越を足さずに当月分だけを集計してしまったパターンです。
合計試算表と残高試算表と合計残高試算表の区別はしっかり理解しておきましょう。

合計残高試算表の「月中取引」なんてパターンもあって、「月中取引」は前月繰越は足さずに当月のみ集計し、残高を求める時に月中と前月繰越を足します。(141回第3問)
合計試算表、合計残高試算表、残高試算表の違い

●第3問の試算表で当座借越はないか? ○×商店は当座借越の契約をしており云々。
当座預金残高がなくなった際、当座借越の仕訳が発生。
後から気づくと大幅なタイムロス…。


●第3問の試算表で 二重仕訳はないか?
現金の部、当座預金の部 と出てきたら二重仕訳があるものと思ったほうがよいです。


●第3問の試算表で商店名が記載
○○商店、△△商店 ときたら得意先明細、仕入先明細記入が頻出です。仕訳の際、予め商店名を書いておきましょう。


●第5問の決算整理事項で売掛金や受取手形がプラスされていたりマイナスされていたりして、貸倒引当金の計算を間違っていないか?
定番のひっかけです。「売掛金と受取手形の合計の2%を貸倒引当金とする」の場合、決算整理で売掛金か受取手形のプラスマイナスを確認して、反映させてから貸倒引当金を計算しましょう。



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試験まで約1週間とせまり、試験勉強もラストスパートといったところでしょうか。新年度も重なる春試験は忙しくて勉強どころじゃねー!って気もしますが。。今回は、直近過去3年(春/秋)の午後1と午後2の出題テーマをまとめてみました。簡単ではありますが、傾向の分析と今後の出題を予想してみたいと思います。 ※28年度向けに過去の出題傾向を更新しました。

まずは午後1、
最近の傾向としては、問1でwebアプリ(セキュアプログラミング)の問題が出題されることが多いようです。脆弱性対策がメインで、セッションやcookie、XSS、HTTPヘッダなどが出題されています。(セキュアプログラミングは最悪捨てても合格は可能です)
問2問3では、マルウェア関連かwebサイトへの攻撃が多数出題。マルウェア関連では、プロキシサーバーを使った対策、SPF(送信ドメイン認証)、メール経由で感染した場合のマルウェアの動作、出口対策あたりを中心に問われている印象。webサイトへの攻撃は、アクセスログの解析方法やパスワード攻撃手法などでしょうか。忘れたころに出題されるキーワードとして、ハッシュ(ソルト)、SSL証明書、OTP(ワンタイムパスワード)は絶対におさえておきたい項目です。

問1 問2 問3 問4
28年春 Webアプリケーション、XSS、CSRF DNSキャッシュポイズニング、メールサーバ(SPF)、プロキシサーバ スマホアプリ、SSLサーバ証明書  
27年秋 webアプリ(フレームワーク)の脆弱性、HTTP、WAF 特権ID webサイトへの不正アクセス、ファイアウォールルール  
27年春 webアプリの脆弱性対策、HTTP、セッション、cookie マルウェア感染、C&Cサーバへの通信 webサイトに対するパスワード攻撃、ハッシュ  
26年秋 スマホの業務利用(BYOD)、バッファオーバーフロー(プログラミング少々?) SSLディジタル証明書 マルウェア感染、バックドア通信、ハッシュ  
26年春

webアプリケーション、HTTP(プログラミング)

迷惑メール対策装置、SPF ネットバンキングを悪用するマルウェア、ワンタイムパスワード  
25年秋 クロスサイトスクリプティング(プログラミング) スマホアプリの仕様 クラウドサービスのセキュリティ対策、認証、ワンタイムパスワード  
25年春 マルウェアの解析、攻撃手法、ファイアウォール DNSキャッシュポイズニング、ファイアウォール 仮想デスクトップのセキュリティ対策(リモートアクセス) 不正競争防止法、アクセス制御、アクセスログ


午後2では問題のボリュームが多い分、出題テーマも複数盛り込まれます。
午後1同様に昨年(27年)春秋ともにマルウェア関連の出題が非常に多いです。
今年もマルウェア関連は間違いなく出題されるでしょう。

問1 問2
28年春 CSIRT構築とセキュリティ設計  セキュリティインシデント運用、マルウェア感染と対策、CVSS テレワークのセキュリティ  パーソナルファイアウォール、プロキシ、マルウェア感染、マルウェアの動作、未知マルウェア対策
27年秋 シンクライアントでのマルウェア対策(標的型攻撃)、マルウェアの動作 クラウドストレージサービスのマルウェア対策、データの暗号化、暗号技術(知識)、データの委託先管理
27年春 ウイルス対策、マルウェア感染、プロキシサーバ、メールのウイルス対策、webアプリ マルウェア対策、ファイル転送方式、セキュリティ対策(規定)、SSL証明書
26年秋 ICカード認証、シングルサインオン webサイトのセキュリティ、HTTPメソッド、クロスサイトスクリプティング、HSTS
26年春 クレジットカードシステムの仕様、RDBMS(データベース)PCI DSS webサイトのコンテンツ改ざん、EV SSL証明書、プロキシサーバ、FWルール、ファイル交換専用装置、ウイルス感染時の出口対策
25年秋 マルウェアの検知、C&Cサーバ、メールヘッダ、プロキシサーバ、HTTPヘッダ、ARPスプーフィング スマホからのリモートアクセス(BYOD)、VPN、スマホのセキュリティ対策
25年春 webアプリの仕様、サーブレット(プログラミング) 送信ドメイン認証(SPF)、アーカイブサーバ、タイムスタンププロトコル、メールのウイルス対策


午後2では問題のボリュームが多い分、出題テーマも複数盛り込まれます。
午後1同様に昨年(27年)春秋ともにマルウェア関連の出題が非常に多いです。
今年もマルウェア関連は間違いなく出題されるでしょう。

問1 問2
27年秋 シンクライアントでのマルウェア対策(標的型攻撃)、マルウェアの動作 クラウドストレージサービスのマルウェア対策、データの暗号化、暗号技術(知識)、データの委託先管理
27年春 ウイルス対策、マルウェア感染、プロキシサーバ、メールのウイルス対策、webアプリ マルウェア対策、ファイル転送方式、セキュリティ対策(規定)、SSL証明書
26年秋 ICカード認証、シングルサインオン webサイトのセキュリティ、HTTPメソッド、クロスサイトスクリプティング、HSTS
26年春 クレジットカードシステムの仕様、RDBMS(データベース)PCI DSS webサイトのコンテンツ改ざん、EV SSL証明書、プロキシサーバ、FWルール、ファイル交換専用装置、ウイルス感染時の出口対策
25年秋 マルウェアの検知、C&Cサーバ、メールヘッダ、プロキシサーバ、HTTPヘッダ、ARPスプーフィング スマホからのリモートアクセス(BYOD)、VPN、スマホのセキュリティ対策
25年春 webアプリの仕様、サーブレット(プログラミング) 送信ドメイン認証(SPF)、アーカイブサーバ、タイムスタンププロトコル、メールのウイルス対策


年金機構の情報漏えい事件以降、標的型攻撃による個人情報漏えいが社会問題となっており、国としても、サイバー攻撃に対応可能な技術者の育成が急務となっていることを考えると、試験の傾向も当然ながら標的型攻撃関連が少なくない割合を占めてくるのではないかと思います。
特に以下IPAの2つの資料は必ず読んでおきたいところです。
『高度標的型攻撃』対策に向けたシステム設計ガイド
『標的型メール攻撃』対策に向けた設計・運用ガイド

また、企業におけるクラウドの普及もだいぶ進んだことから、今後はクラウドサービスに特化した(クラウド事業者との委託管理や規定など、運用寄りな)問題も増えてくると予想します。
参考URL:中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き

また、先日IPAより公開された 情報セキュリティ10大脅威 2016も読んでおきたいところです。

で、最後に個人的予想として、今年クサいのは「ランサムウェア」あたりかなと。
2016年1月の呼びかけ 「ランサムウェア感染被害に備えて定期的なバックアップを」 ~組織における感染は組織全体に被害を及ぼす可能性も~

感染の予防としては、ソフトウェアを常に最新版に保つとか、怪しい添付ファイルは開かないとかですが、対策あたりを問われたりしそうな気がします。「PCのバックアップを定期的に取得する」とか。さて、結果はいかに(笑)


参考リンク:独学で情報セキュリティスペシャリストに合格するための勉強法と参考書



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 お疲れ様です。
秋試験も終わって、合格発表まで悶々としているという人も多いかと思います。かく言うワタクシは、今年は受験していませんが、試験問題を解いてみたり、出題傾向などを調べているうちに、なんとなく、ネットワークスペシャリストの午後試験で、ここ重要だなぁと思うポイントが見えてきた気がするので、簡単にまとめてみました。
前回の記事で出題傾向も簡単に調べてみました。もしよかったら見てみてください。
ネットワークスペシャリストの出題傾向(過去5年)と今年の出題予想

ポイント1 ファイアウォール

過去門を調べてみると、午後1では、平成27,26,25,23,22年とほぼ毎年出題に絡んでいます。IPAもそれだけ重要視しているということでしょう。

下記のようなルールの穴埋めか、Active/Standbyによる冗長化の手法(例:障害時のフェールオーバーの手順など)について問われることが多いです。
キーワード:ステートフルインスペクション、ステートフルフェールオーバー、セッション情報、ハートビート、フェールオーバーリンク

fw.jpg
(25年午後1問1より抜粋)


 また、技術的な内容だけではなく、フェールオーバー後の切り戻しの手順などの運用寄りな出題も多いので過去問を解いてパターンをつかんでおくとよいと思います。
fwh26pm1.jpg
(平成26年午後1問2より抜粋)

過去問でファイアウォールの部分だけを重点的に学習するのも効果ありそうです。特に冗長化の手法など、何種類かおさえておくとよいと思います。


ポイント2 TCPの知識問題

TCPの知識問題も定期的に出題されます。パターンとしては主にTCPの動作に関する出題です。


tcp1.jpg
(平成27年午後1問2)

問題:⑤の動作は、この動作を行わない場合と比べて、TCPコネクションの両端のノードにどのような利点を与えるか。30字以内で述べよ。
解答(予想):再接続までの時間を短縮できる(再送を待たずにRSTですぐにコネクションを切断)
tcp2.jpg
(平成22年午後1問2)

問題:④の原因は何か。TCPの動作に着目して35字以内で述べよ。
解答:パケットの破棄による再送とウィンドウサイズの縮小が起こるから


平成22年には、穴埋めでも出題されています。
tcp22toi1.jpg
(平成22年午後1問1)


ネットワークスペシャリストで出題されるTCPの知識自体はそこまで範囲は広くないので(もちろん掘り下げていけば奥が深いのでしょうが)マスタリングTCP/IPと3分間NetWorkingのレイヤ4でしっかり頭に叩き込んでおきましょう。

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TCPは通信の根幹となる技術なので、そう簡単に枯れるとも思えず、今後も定期的に出題される可能性は高いと思います。
キーワード:フロー制御、バッファ、ウィンドウサイズ、重複ACK、輻輳制御、スロースタートアルゴリズム、パケットロス、ウィンドウサイズの縮小、再送、高速再送制御、RTT
TCPも、過去問でいくつかパターンをこなしておけば、対応できるようになるでしょう。


ポイント3 OSI7階層(レイヤの概念)

ネットワークのキホン中のキホン、OSI7階層です。IPAの採点講評でも、以下のように、レイヤを意識して出題されていることが見て取れます。

OSI基本参照モデルの第1層から第4層までの各層と,隣接する層間の関係について問うことも意図した。全体として,正答率は低かった。
(5)aは正答率が低かった。(4)にも関係するが,通信の第2層と第3層の違いを把握しておいてほしい。
(平成26年午後1問2)


特に、これからネットワークスペシャリストの学習を開始する方は、まず最初にOSI参照モデル(OSI reference model ネットワークエンジニアとしてより引用)を理解する必要があります。なんだか概念的で、あまり面白くない勉強なのですが、めちゃくちゃ大事です。


平成27年もOSI7階層から出題されています。
osi.jpg
(2)振り分け先については、TCPコネクション確立のためのSYNパケットがPCから届いた時点で、決定される。
(平成27年午後1問1)
問題:Ⅲの理由を30字以内で述べよ
解答:TCPコネクション確立時ではレイヤ7の情報を取得できないから

これなんかはすごくわかり易くて、パケット受信時に下層からカプセル化が解かれていくことを理解していないと、???となりますが、キチンとレイヤを理解していると、トランスポート層(TCPのSYNパケットが届いた時点で)で振り分け先決まっちゃうからそれ以上の階層(アプリケーション層)じゃダメじゃんね。という解答がすぐに出てくると思います。これもいろいろなパターンで出題が予想されるので、しっかりおさえておいたほうがよいでしょう。


おまけ

IPAからのボーナス問題なのかはわかりませんが、なぜか定期的に出る用語があるので覚えておくといいかも。

まずは「ミラーポート」
たいてい、「L2SWのひとつのポートを[ a ]に設定して」のようなパターンです。何故かこれ定期的に出ます笑。

あとは「GARP」
VRRPのフェイルオーバー時、Standbyルータが仮想MAC、仮想IPを引き継いで下位L2SWに対してMACアドレステーブルを更新させるために送出するパケット。なぜかこれもよく出ます笑(平成27年も出ました)


 以上3つのポイントについては、すぐに枯れるような技術ではないので、過去問から同じような問題を解くことにより、今後出題された際の対策に使えると思います。
 とにかくたくさん過去問をこなすのがまぁいいっちゃいいのですが、5年以上前の問題だと、技術が古すぎてそんなの出ないなんてことになりかねないので、そこは注意が必要です。ただ、今年(平成27年)の午後2問2のNAT環境におけるIPSecのESPモードで通信できない理由を問う問題なんかは、平成20年(7年前!)午後2問1の設問1とほぼ同じ問題なんですよね、そういう意味でいえば、枯れていない技術は5年以上前の過去問でも参考になるということが言えそうです。


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 お疲れ様です。
 前回、10/16の記事「ネットワークスペシャリストの出題傾向(過去5年)と今年の出題予想」で、今年の出題予想をしていましたが、午後1ではファイアウォールとHTTP関連(SSO)、セキュリティ関連(IPS)、午後2ではVXLANが見事的中。結構いいとこついてたんじゃないかなと。この勢いで菊花賞も的中といきたいところです。
無線LANはハズレましたが。
という訳で27年の午後1やってみました。ブランクが長いだけにかなり残念な解答もありますが、記録として残しておこうと思います。

平成27年ネットワークスペシャリスト午後1
問1
設問1ア プロキシ イ リダイレクト ウ Secure× set-cookie○ エ内部DNS オ ループバック
設問2

設問3
(1)a-sha.example.jp(頭に.ドットが必要?)
(2)secure属性を指定してcookieを発行する
設問4
(1)下位レイヤのトランスポート層で振り分け先が決定されるから
(2)GARP
(3)ARPテーブルのVIPのIPアドレスにLBのMACアドレスを静的に登録した


問2
設問1
ア スループット イ パケット ウ 同期
設問2
(1)(A)宛先MAC LBa 宛先IP 機器b
  (B)宛先MAC FW2 宛先IP 機器b
(2)パケットの宛先IPアドレスを変更できない
(3)同一のセッションは同じFWへ振り分けられる???
設問3
(1)インターネット用のFWが必要となるから???
(2)あ10 い79???
(3)宛先がFW2台に交互に振り分けられ両方監視が可能となる???
(4)パケット破棄による再送などにかかる遅延時間を短縮できる


問3
設問1 ア アノマリ イ ミラー ウ プロミスキャス エ IP オ unreachable
設問2
(1)インターネット⇔内部LAN ○ × ○
(2)IDSで検知した通信の送信元IPアドレス、ポート番号をFWへ通知しFWで遮断する
(3)UDPはアドレスの偽装が可能かつ、送信元は詐称されていることが多いから
設問3
(1)脆弱性があるサーバに対して、アップデートが完了するまで、通信を遮断することが可能???
(2)障害時にセッションをもう一方のIDSに同期する機能???
(3)遮断ログの定期監視や誤検知の有無を確認し定期的にチューニングを行う


問題選択次第ではギリギリ突破…できなそうな解答です。


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 とうとう今週末に迫ったネットワークスペシャリスト試験、どんな問題が出題されるか気になりますねー。とゆうわけで、直近5年の午後の出題テーマをまとめてみました。
※28年度向けに過去の出題傾向を更新しました。

出題傾向の簡単な分析と、独断と偏見で平成27年の出題予想をしてみたいと思います。もちろん、当たる保証はまったくありませんので、参考にしないでください笑。

 個人的な印象では、午後1は、新技術などの斜め上をいく出題は少なく、比較的定番の技術が定期的に出題されることが多い気がします。一方、午後2は、OpenFlowやファブリックなど、意表を突く問題が出題されることが稀にあるため、心の準備が必要です。

まずは過去5年で出題されたテーマを見てみます。

ネットワークスペシャリスト試験(NW) 午後1過去5年の出題テーマ

問1 問2 問3
27年 シングルサインオン(SSO)、ロードバランサ(LB)、HTTP Cookie ファイアウォールの負荷分散、TCP 侵入検知システム(IDS)、IPS
26年 VRRP、OSPF、WAN高速化装置 ファイアウォール冗長化 セキュリティ、DNS
25年 SSLVPN、ポートフォワーディング、ファイアウォールルール DHCP、L2 VLAN、ネットワーク仮想化
24年 データセンタをまたいだDNSの冗長化 無線LANシステムの構築 無線LAN、Webアプリ
23年 無線LAN、帯域制御 メール、待ち行列(M/M/1)の計算 ネットワークの構築、L2、ファイアウォール、L2SWの運用保守
22年 プロキシ、TCP知識 IP-VPN、TCP、SNMP 不正アクセス、IDS、ファイアウォール冗長化


 過去5年の午後1の出題テーマを見ると、ファイアウォールが5回とトップ。定番はルールの穴埋めと、Active/Standby方式でのフェールオーバーなどが出題されています。こうして見るとほぼ毎年出題されているので、ファイアウォールの知識は必須ですね。過去問でファイアウォール絡みの問題を集中して学習するのも効果ありそうです。続いて、無線LAN、DNS、TCP関連、L2関連など。どれも廃れていない定番の知識です。TCPの知識問題(シーケンス番号、確認応答、フロー制御、再送、ウィンドウ制御などなど)は定期的に出題されるのでキチンと抑える必要ありです。


ネットワークスペシャリスト試験(NW) 午後2過去5年の出題テーマ
問1 問2
27年 HTTPヘッダ、CoAP、ブレードサーバ(仮想サーバ) CGN、NAT444、IPSec、VXLAN、マルチキャスト(IGMP)
26年 標的型攻撃、SPF、SSL(公開鍵暗号)、ファイアウォールルール VoIP、SIP、サーバ仮想化
25年 VRRP、STP、無線LAN、無線LANコントローラ ネットワーク仮想化(OpenFlow)
24年 イーサネットファブリック、FCoE、TRILL IPv6、トランスレータ、スパニングツリー、NWシステム再構築における方式設計
23年 シンクライアント、M/M/1、VPN、FCoE シンクライアント、サーバ仮想化、VRRP、ワンタイムパスワード、メールのクラウド移行、DNS
22年 サーバ仮想化、ロードバランサ、バックアップシステム、SSL-VPN、サーバ監視、システム移行 サーバ仮想化、仮想サーバのNW接続方式、VPN(IPSec)、ストレージの構成

午後2は、ほぼ毎年仮想化絡みのテーマが出題されています。実際の現場でも、サーバーはほぼ仮想で運用することが当たり前となってきたのでこの流れは必然 でしょう。続いてVRRPが2回出題。それ以外のテーマについてはあまり特徴的な隔たりはありません。ちょいちょい新技術の出題がぶっ込まれます。

平成27年の出題予想
午後1
とりあえず、ファイアウォール、仮想化は出ると予想。そろそろHTTPやプロキシ、メールあたりが怪しそうな気もします。あとは定番のVLAN、VRRPあたり。 また、無線LANも、802.11acあたりを絡めて午後1か午後2のどちらかで出ると予想。

午後2
昨年かなり警戒していたけどかすりもしなかったVXLAN(多分出ないw)
VXLANが登場した理由、他の実装との違い、特徴を整理しよう (1/3) @IT
午後1、2共通でセキュリティ関連も要警戒。

さて、結果はいかに笑。


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どーしてもネットワークスペシャリストに合格したいオッサンが、試験テクニックや技術ネタ・勉強法や勉強記録なんかを備忘録もかねてログに残していきます

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