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 情報処理試験が一段落してからは、特に資格の勉強はせずに日々まったり仕事をこなしていました。そんなある時、とある企業の決算書を読む必要があったのですが、今まで会計とゆうものにまったく触れてこなかったので、まぁまともに読めるわけもなく、あらためて自分の会計の知識の低さに愕然として、これはまずいなと。

社会人たるもの経理の基礎くらいは身に着けておかなければと、今さらながら簿記3級を取得すべく勉強を重ね、今回の試験(144回)を受験してきました。

過去問や予想問題を繰り返し解くなかで、ここ結構ポイントだな、とか、ここハマりやすいな、などのナレッジがEvernoteに溜まったので、せっかくなのでまとめておきたいと思います。


1. 今回簿記3級の勉強に使用した参考書、問題集


今回の勉強で使用した参考書と問題集は以下です。
情報処理試験の参考書に比べてかなり安いので助かりますね。

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一点注意なのですが、簿記の試験は結構出題範囲が変わることがあって、古い参考書だと、すでに出ない論点や、新たに出題される論点が抜けていたりすることがあります。必ずその時点で最新のものを準備することをおすすめします。出ない論点をムダに覚えたり、出る論点が抜けたりすると効率的な勉強はできません。


2. 簿記3級の効率的な勉強方法


知識0だった自分は簿記の基礎から理解する必要があったため、簿記の教科書一年生を一周して簿記のだいたいの概要をつかむことから始めました。たいしたボリュームではないので1日で読めます。

ざっと一周したら、今度は各勘定科目の内容を覚えながら、この段階で早くも過去問(問題集ではなく過去問)の第1問 (5問出題の仕訳問題)に手を出します。ここポイントです。実際の試験問題を解きながら覚えたほうが断然頭に入ってきます、テキストなどでinputを繰り返すのではなく、なるべく早い段階でoutputの学習をしてください。

仕訳問題の素振りを毎日繰り返してある程度仕訳に慣れてきたら、次は、第3問で頻出の試算表と、第5問で頻出の精算表、財務諸表の解き方をこちらのYoutube動画で学びます。

日商簿記 残高試算表の解き方ビデオ

日商簿記 精算表の解き方ビデオ

日商簿記 損益計算書と貸借対照表の解き方ビデオ

こちらのblogには本当に助けられました。
新パブロフくんが日商簿記2級、3級を目指すブログ

最近の第5問は財務諸表が出題されることが多くなってきたので、精算表だけではなく、財務諸表もキッチリ勉強しておいてください。

問題の配点として、第1問 の仕訳(20点)、第3問 の試算表(30点)、第5問 の精算表(30点)で8割を占めるので、強化するのは優先度から考えてもこの 第1,3,5問 の問題になります。なんとなく解き方がわかったら、「スッキリとける 日商簿記3級過去+予想問題集」でひたすら第3,5問の過去問を繰り返します。

ちょっとややこしい以下の論点は集中的にテキストで学習してください。
減価償却(直接法・間接法)、貸倒引当金、現金過不足、経過勘定

「スッキリとける」で過去問を解いていくと、毎回のように間違える苦手な論点が見えてきます。これは人によっても違うでしょうが、自分は経過勘定がとにかく苦手で、間違えた問題をEvernoteにメモして間違いノートを作成し、何度も見直して弱点をフォローしました。

「スッキリとける」で繰り返し過去問を解き、第3問、第5問がほぼ9割以上取れるようになったら、第2,4問対策として、勘定記入、帳簿記入、伝票記入の過去問を解いていきます。ここは、配点も少なく、割と簡単な問題も出題されるので、試験まであまり時間がない人は、過去問を軽く流す程度でもよいかもしれません。

個人差はあると思いますが、私の場合は、ざっくり毎日1~2時間勉強して約2ヶ月でここまで(仕訳の過去問ほぼOK、第3,5問の前5年分の過去問も9割解ける)もってくることができました。最後に2,4問対策で過去問を軽くまわして、いざ試験。144回はかなり簡単だったので、多分7割りは取れていると思います。

3. 簿記3級の勉強で一番重要なポイント


今回簿記3級を勉強してわかったのが、簿記のキホンは仕訳、とにかく仕訳、試算表でも精算表でもまずは的確に仕訳をする必要があり、仕訳ができてこその試算表や精算表の作成なので、とにかく仕訳をカンペキにしましょう。野球少年の素振りのごとく毎日毎日仕訳を解く時間を作ってください。仕訳の素振りをしてください。よく試算表を解くのに1時間もかかっちゃうなんて人がいますが、それ、仕訳に時間がかかってるんです。問題を見た瞬間、脊髄反射で出てくるレベルまで持っていきましょう。そうすると後々楽です。

4. 試験前に意識しておきたい間違えやすい箇所


最後に、
簿記の試験も情報処理試験同様、受験者をひっかけるような問題がちらほらあります。あらかじめ認識しておくことによって少しでもひっかからないようにしておくことが大事です。

●第1問の仕訳問題で、勘定科目は選択肢の中から記入しているか。
→これ、今回の試験(144回)でやらかしてしまいました。
消耗品を現金で購入した。という問題で、勘定科目に「消耗品」がなく「消耗品費」しかないパターン。さんざん警戒してたのに、はい、「消耗品」と書きました…。本番だと簡単にこーゆーことをやらかします。要注意です。

あまり勉強時間が取れなかったという人は、合格点の70点ギリギリのラインになるケースも十分にあるでしょう。この第1問の得点源をいかにつまらないミスなどなく、キッチリ20点取ることができるかが非常に重要だと思います。


●第3問の試算表は、「合計」か「残高」か「合計残高」か、キチンと確認したか。
→これも今回(144回)の試験でやらかした人が結構いたようですが。
合計試算表で、前月繰越を足さずに当月分だけを集計してしまったパターンです。
合計試算表と残高試算表と合計残高試算表の区別はしっかり理解しておきましょう。

合計残高試算表の「月中取引」なんてパターンもあって、「月中取引」は前月繰越は足さずに当月のみ集計し、残高を求める時に月中と前月繰越を足します。(141回第3問)
合計試算表、合計残高試算表、残高試算表の違い

●第3問の試算表で当座借越はないか? ○×商店は当座借越の契約をしており云々。
当座預金残高がなくなった際、当座借越の仕訳が発生。
後から気づくと大幅なタイムロス…。


●第3問の試算表で 二重仕訳はないか?
現金の部、当座預金の部 と出てきたら二重仕訳があるものと思ったほうがよいです。


●第3問の試算表で商店名が記載
○○商店、△△商店 ときたら得意先明細、仕入先明細記入が頻出です。仕訳の際、予め商店名を書いておきましょう。


●第5問の決算整理事項で売掛金や受取手形がプラスされていたりマイナスされていたりして、貸倒引当金の計算を間違っていないか?
定番のひっかけです。「売掛金と受取手形の合計の2%を貸倒引当金とする」の場合、決算整理で売掛金か受取手形のプラスマイナスを確認して、反映させてから貸倒引当金を計算しましょう。



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